決め手は、面接の際に、人事の方とお会いして感じた「人の良さ」です。コロナ禍での就職活動を進める中、逼迫する医療の現場で働く人を支えたいという想いが生じ、医療業界を目指しました。病院と聞くと、堅いイメージを思い浮かべていたのですが、福岡桜十字は人の雰囲気がとても明るく、働きやすい環境であると感じて入職を決めました。
入職当時は、コロナ関連の業務や物品購入など病院全体に関わる様々な業務を経験しました。電子カルテの導入に伴い、現在は電子カルテの業務をメインで行っています。プログラムの不具合を自ら修正し、ベンダーさんと現場を繋ぐ役割なども担っています。このように幅広い業務に対し、最初は戸惑うことも多かったですが、「とにかく何でもやってみること」を心がけていました。その結果、病棟や他部署の様々な方との関わりも増え、現在の業務に活かせていると思います。
システムに関する知識や技術を身に付けるため、IT関連の勉強に力を注いでいきたいです。入職前にスクーリングでシステムについて学ばせてもらったので、そこで培った知識は日々の業務で活用していますが、今後もより多くの仕事を任せてもらえるよう学び続けたいと思っています。
電子カルテを運用する中で生じた不具合について、病棟に課題点をヒアリングします。実際に病棟へ足を運んで不備を確認し、できるだけ迅速に修正するよう心がけています。
抑制廃止委員会では、患者さまの安全を確保する「抑制」について意見交換を行っています。実際に、院内をラウンドして患者さまの状態を確認します。私は、議事録の作成などを担当しています。
社会人になると、1日のほとんどの時間を仕事が占めるようになります。就職後、後悔しないように、将来のやりたいことや目標をしっかり考えてみて下さい。私が就職活動中に心掛けていたことは、友人や家族に相談することでした。就職活動で息詰まることがあれば1人で悩まず、誰かに頼ることも大切だと思います。
入職を機に未知の分野のシステム部に飛び込む、大胆でとても勉強家なところに驚かされています。聞き慣れない単語が飛び交う場でも物怖じせず発言し、粛々と仕事に励む姿を、とても頼もしく思っています。これから進む道に迷う時もあると思いますが、多様な職種・立場の方々とコミュニケーションがとれる部署でもあるので、たくさんの人と交流をして楽しく仕事に取り組んでもらえたらと思います。
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