私は患者さまと長い期間で関わり、入院期間だけではなくこれから先の生活を見据えた看護を行っていきたいと思っていました。桜十字福岡病院は患者さまが中心となった医療を提供しているため、知識・技術を身に着けながら自分の考える看護を実現できると思い、この病院を選びました。
私自身入院した経験があり、その時に看護師の笑顔のお陰で安心して入院生活を過ごすことができました。そのため、私も患者さまと接する際は常に笑顔でいることを心がけています。現在、所属している回復期リハビリテーション病棟では患者さまの在宅復帰に向けた支援を行っています。そこでは、患者さまの身体状態を把握し、他職種だけではなくご家族との情報共有も行い、安心してご自宅へ退院できるようにしています。
今はまだまだ未熟で自分だけではできないこともたくさんあります。そのため、先輩看護師から多くのことを学びながら成長していき、患者さまのために中心となって動けるようになることが今の目標です。そして、患者さまに頼りにされる1人前の看護師になりたいです。
毎日のラウンドはペアで患者さまの観察を行い、評価していきます。1人だと不安なこともありますが、2人で話し合うことでより深く患者さまの状態を看ることができます。
早期自宅退院支援のため、まひや拘縮で筋緊張が高くなった患者さまに対してバランスボールを使用し、微振動をかけます。毎日行うことで、拘縮した手の指が伸びるようになり、物をつかむことができるようになった患者さまもいます。また、介入しているスタッフは患者さまの小さな状態変化にも気づき、患者さまと一緒に喜びを共感することができます。
分からないこと・できないことは当たり前です。私も最初は頼ることが苦手でした。しかし、自分だけで解決しようとせずに周りの力を借りることが大切です!先輩方は優しく丁寧に指導して下さいます。是非一緒に頑張りましょう!
はじめは分からないことばかりで慣れない日々だったと思います。たくさん指導されて悔しいこと、嬉しいことが色々ある中、休むことなく患者さまと向き合う姿は素晴らしかったです。たくさん成長できたこの一年を糧に、自分の思う素敵な看護師を目指して一緒に頑張っていきましょう。
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