学生時代、地域交流の一環として福祉施設に行くことが多く、高齢者の方と関わる機会が多かったことから、介護職に興味をもつようになりました。20歳のときに介護老人保健施設「友愛苑（現 レ・ハビリス桜十字）」に入職しました。23歳のときにサブリーダーになり、レ・ハビリス桜十字に移転後、リーダーを任されるようになりました。現在は、入浴介助や排泄介助、食事介助、レクリエーションなどの介護業務の他、質の高いケアを提供するため、業務改善やスタッフへの指導も行っています。
介護職についたことで、何事にも落ち着いて行動ができるようになりました。どんなに自分の業務が忙しくても、利用者さまと接するときは相手のペースに合わせた対応が求められること、そして、命に関わる仕事なので臨機応変な対応が求められるため、何があっても冷静に対応できる力が身についたと思います。
また、コミュニケーション能力が上がったと思います。元々は人とコミュニケーションを取ることが苦手でした。しかし、利用者さまやご家族、共に働くスタッフと話す機会が増え、傾聴・伝達・洞察・共感を意識することで、今では自ら声をかけ積極的にコミュニケーションを取れるようになりました。
桜十字は研修制度がとても整っています！最近では介護職のスキルアップを目指した“桜十字ケアハートプログラム”がスタートしました。介護の基礎を学ぶことができる研修で、初めて介護職につく人でもより質の高い介護を提供できることを目的としています。
私はその研修で講師を務めています。改めて自分自身も介護のあり方を再確認しながら進めていくことができて、とてもやりがいを感じています。
今後は、介護支援専門員（ケアマネジャー）の資格取得に挑戦したいと考えています。現場での経験を通して、直接的なサポートのみならず、外からのサポートにも興味を持つようになりました。一人ひとりに寄り添ったケアができたらいいなと考えています。
最近では、コロナウイルスも少しずつ落ち着いてきて、友人と飲みに行けるようになりました。また、趣味の釣りや、飼っている犬2匹と散歩をする時間も好きで、充実した時間を過ごしています。
介護職は体力的にきついことも多々ありますが、レ・ハビリス桜十字では、職員同士が声を掛け合いながら支え合い、10代から70代まで幅広い世代の職員が温かい雰囲気の中で活躍しています。キャリアアップを目指している人、介護技術を向上させたい人には、研修制度が整っているためとてもオススメの職場です！
© 2020 Sakurajyuji Fukuoka Hospital.
