もともと3次救急の病院で勤務をしていましたが、ライフステージの変化に伴い、夜勤のない勤務先への転職を考えました。ハローワークで求人を探していたところ、エコーの経験や超音波検査士の資格を活かせる「桜十字博多駅健診クリニック」を見つけ、入職を決めました。見学・面接で初めて訪れた際、とてもきれいな施設に驚いたことを覚えています。
産休・育休を取得し、復帰後は「桜十字福岡病院」で勤務をしています。グループ内に特徴の異なる複数の施設があるので、勉強のために職員が行き来でき、急な休みで人手が足りないときは病院間で勤務の調整ができることも魅力の一つだと思います。
「桜十字博多駅健診クリニック」では、エコーメインで、腹部・乳腺・頸部エコーを行っていました。また、心電図や肺機能・眼底の検査に加えて、時には看護師と連携を図りながら、身長・体重・聴力・視力の検査を行うこともありました。
「桜十字福岡病院」では、健診の受診者さまに加えて、外来や入院の患者さまにも対応するので、下肢のエコーなど検査の幅は広がりました。検査科は検体検査と生理検査の部門があり、私は主に生理検査の業務に携わっています。健診エコーの件数は1日60件ほど。多職種で連携を図り、多くの件数をこなしながらも丁寧な検査を行うことができています。
エコーは超音波装置を操作する技術だけではなく、超音波画像を正確に解釈する判断力も求められます。受診者さまの将来にも関わることなのでとても責任を感じますが、早期でガン疑いを発見し、受診者さまからお礼のお言葉をいただいたときは、やりがいを感じました。自分の判断に悩むこともありますが、相談できる環境があるので心強いです。
“人が良い”というのが、桜十字の職員の特徴ではないかと思います。検査科の職員は、まじめで優しい人ばかり。向上心が高い人も多いので、エコーの画像に対して複数でディスカッションを行うなど情報交換も活発です。
私は産休・育休を2回取得し、復帰後も時短勤務をしていますが、残業もほとんどないため、子育てをしながらでも安心して働くことができています。周りには仕事と子育てを両立しているスタッフも多く、プライベートの相談にも乗ってもらっています。
今は、心エコーの勉強をしています。部署内には経験豊富な職員も多く、心電図の問題を出し合い、みんなで資格を取ろうと切磋琢磨しています。当院の検査科では、資格更新のための勉強会費用の補助も受けられるので、学べる環境は整っていると思います。今後もより良い検査が行えるよう自己研鑽していきます!
休みの日は、家族と出かけることでリフレッシュしています。
仕事と家庭の両立で、日々時間に追われることも多いですが、家族との楽しい時間が「頑張ろう!」とモチベーションを上げてくれます。
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