現在は、食材の切り込みから中付けや汁物などの調理、配膳を行っています。
患者さま一人ひとりの病態や嚥下機能によって食事の形態が異なります。そのため、調理では安全にお食事を楽しんでもらえるよう、味や固さをダブルチェックし、見た目も美しくなるように切り方から徹底しています。
2年目からは調理、配膳に加えて、食材の発注や備品の管理なども行うため、効率よく業務が行えるように日々取り組んでいます。
毎日スタッフ一丸となってお食事を作っているので、チームワークが抜群です。プリセプター制度もあり、先輩にわからないことを聞きやすく、丁寧に教えてもらえるので、安心して働くことができています。
桜十字では患者さまに食べる喜びを感じていただけるように、様々な工夫をしています。食事で季節の移り変わりが感じられるように旬の食材を使ったお食事を通して旅行気分を味わっていただけるよう日本各地の郷土料理を献立に取り入れるなど、患者さま満足を追求する姿勢に魅力を感じました。
先輩方のように、丁寧かつ効率よく業務を行い、自分のことのみならず周りをサポートできるようになりたいです。そして、実務経験をしっかりと積み、将来は管理栄養士を目指しています。患者さまにより良いお食事を提供するために、これからも日々業務に励んでいきたいと思います。
中付けとは、小鉢料理のようなものです。効率的に行うためにも、事前に調理手順をチェックし、頭の中でシュミレーションを行っています。
患者さまがお食事を楽しみにし、「食べたい」と思っていただけるよう盛りつけにもこだわっています。桜十字では、器にもこだわって砥部焼を使用しています。向きを揃えて提供するなど細かいところまで徹底しています。
不安なことや大変なこともあると思いますが、自分ひとりで抱え込まずに家族や友達と気持ちを共有してみてください。無理に飾らず、素直な気持ちをぶつけることが大切だと思います。応援しています!
入職した当初は緊張していたようですが、今ではお食事部のスタッフにとけこみ、笑顔もとても増えたと思います。春からは後輩が入ってきます。この1年で学んだことを活かして、良い先輩になってもらいたいと思います。頑張ってください!
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