私は現在、回復期リハビリテーション病棟に所属しており、患者さまの在宅復帰に向けた生活支援に力を入れています。在宅復帰を進める上で大切にしていることは、「患者さまが病気になる前にどのような生活をしていたか」を知った上で、リハビリテーションをプランニングすることです。ある患者さまは、人混みにでることが苦手で外出を躊躇していました。そこで、その苦手意識を少しでも克服できるようにと外での歩行訓練を提案。また別の患者さまには、通勤に困らないように公共交通機関を利用したメニューを取り入れるなど、常に退院した後の生活を見据えたリハビリテーションの提供を心がけています。
桜十字福岡病院は1つの建物の中に、外来や病棟といった病院機能だけではなく、デイケアや有料老人ホームが入っているので、病気の回復期から在宅支援までの医療・介護サービスが整っていることが魅力です。退院後にデイケアなどに移行する患者さまもいらっしゃるので、スタッフ同士での情報交換などを通して、退院後の経過や患者さまの様子を知ることもできます。中には、退院後に会いに来てくださる患者さまもいて、健康のお手伝いができていることを実感できます。
また、幅広い分野のリハビリを学びたいという思いで入職したので、最新のリハビリ機器やマシンが揃っていることや、様々な症状の患者さまが入院している桜十字福岡病院での仕事は、毎日が刺激的で勉強の日々です。
とても働きやすい環境です！先輩、後輩に関係なく質問もでき、互いにアドバイスし合える雰囲気があり、みんなで質を高めていくことを大切にしています。また、患者さまが少しでも良い方向に向かうように私たち理学療法士はもちろん、様々な職種の方たちで連携を取りながらサポートしているため、協力的・友好的な雰囲気が流れています。また、同僚と仕事終わりにご飯に行ったり、休日にはフットサルをしたり、プライベートも楽しんでいます！
自分が行うリハビリテーションについての根拠や自信を持てるようになりたいと思っています。そのため、学会の研究発表やWebセミナーに積極的に参加し、質の高いリハビリを提供するための知識を深めています。そして、患者さまやご家族と真摯に向き合いそれぞれのご希望を汲み取りながらも、患者さまの現在の力をさらに引き出せるような理学療法士になりたいです。
担当の医師がピックアップした患者さまの身体の状態を確認し、評価していきます。回診では多職種が集まり、それぞれがプロの目線から患者さまの状態を観察します。患者さまが抱えている悩みを丁寧に解決し、今後の治療方針を決定していきます。
終礼後にスタッフ同士で担当の患者さまの情報交換を行います。このミーティングは患者さまに対して不安に思っていることや悩み、また行ったリハビリで効果的だったことなどをスタッフ同士で共有し、今後に活かしていきます。そしてこのミーティングを通して、先輩に質問や相談をしやすい環境が作られています。
就職活動をしていると、自分のやりたいことや自分がどの方向に進みたいのか、など分からなくなってしまうことがあると思います。その時は、気になった所にまず見学してみることがおすすめです。直接体験することで自分の将来のイメージが湧きやすいと思います。そして、勉強で行き詰まったときには友人と問題を出し合うなど、楽しく学ぶことが一番です！皆さまに素敵な結果が訪れるように応援しています！
入職したての頃はわからないことばかりで不安だったと思います。しかし、わからないころをそのままにせず、積極的に先輩に質問したり、常に自己研鑽をする姿がとても印象的でした。患者さまとのコミュニケーションでも常に笑顔で、スタッフからも患者さまからも信頼される理学療法士に成長していると思います。これからも後輩の手本となれるよう一緒に頑張りましょう！
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