回復期リハビリテーション病棟を担当しています。この病棟は脳血管疾患や骨折した患者さまが多く、退院後の生活場面を想定してリハビリテーションを行っています。
着替えやお風呂、トイレなどの日常生活動作につなげるために、日常生活の練習や上肢から手指の機能の改善に向けた練習を行います。動作に合わせて患者さまがイメージしやすいようにお手玉や洗濯ばさみなど身近なものを使ってリハビリを行うこともあります。
病棟の雰囲気は、活気がある印象です。1フロアに、病室と食堂、リハビリスペースがあり、生活場面が近いため、看護師やケアワーカーとの情報共有もしやすいです。
配属されて間もない頃は、ひとりで悩みを抱え込むこともあったのですが、先輩が気にかけて「大丈夫?」とよく声をかけてくれました。ときには、一緒にリハビリプログラムを考えてくれたり、アドバイスをしてくれます。年齢が近い先輩が多いので、悩みも相談しやすく心強いです。
また、患者さまを担当している他職種の先輩からも助言してもらえるので、異なる視点からの気づきがあり、勉強になります。
急性期を除く、回復期~在宅(回復期リハ、地域包括ケア、訪問、老健、外来等)が揃っていることが桜十字の魅力です。部署異動でさまざまな分野に関するリハビリを学べるだけでなく、他部署と合同の勉強会やケース検討の機会があり、それぞれの領域ならではの考え方をたくさん吸収できることも魅力です。
大きな目標ではありませんが、入院~退院、そして、その先の生活を見据えたリハビリを提供できるようになりたいです。私たちは患者さまの一生のうち数カ月しか関わることはできませんが、関わったその先の生活を支えなければならない責任があると思います。
退院されるとき「あなたが担当でよかった」と言われるよう、患者さま一人ひとりに寄り添ったリハビリを提供できるようになりたいです。
病室まで患者さまをお迎えに行き、リハビリを開始。日常生活動作練習や歩行練習などを行います。当院ではOJT制度が設けられており、実際の臨床の場面を通して、リーダーや主任から知識や技術についてアドバイスがもらえるのでわかりやすいです。
リハビリテーション専門医、看護師、リハビリスタッフ、ソーシャルワーカーなど関連職種が集まり、リハビリの進捗や今後の方向性を検討しています。
就職活動中は、就職先のことを知る、調べることも大切ですが「自分の強みは何だろうか、どういう自分になりたいのか」といった自己分析もとても大切です。
自分の強みや特長を理解できると、実際に働き始めたときも自分らしさを交えつつ患者さま・先輩方とコミュニケーションがとれると思います。
桜十字福岡病院で一緒に働けることを楽しみにしています。
明るく、一生懸命に患者さまと向き合う姿をいつも見てきました。退院支援をはじめ、入職時から悩むことが多かったと思います。しかし、わからないことがあったら先輩に聞く姿勢もあり、一緒に仕事をしていて、つい協力したくなる魅力的な人柄です。今後、後輩の見本になって成長していく姿が楽しみです。これからも一緒に頑張りましょう!
© 2020 Sakurajyuji Fukuoka Hospital.