院内研究発表会 3年ぶりに開催しました!

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2022/05/25

院内研究発表会 3年ぶりに開催しました!


2022年5月21日(土)に2022年度院内研究発表会を開催しました。院内研究発表会は3年ぶりの開催!!今年は16名が日ごろの取り組みや研究結果について発表し、参加者の投票で順位をつけました。

結果は・・・
1位 6階看護「除脳硬直患者の車椅子離床への取り組み」
2位 8階老健「利用者様が安心できる声掛けを~『ちょっと待って』を減らすための取り組み~」
3位 6階看護「拘縮を伴う寝たきり患者の車椅子離床に向けた取り組み」
4位 デイケア「デイケア利用者100名に至る過程と取り組み」/4階看護・リハビリ「車椅子座位保持を獲得することで経口摂取が可能となった事例」でした!

今回1位になった「除脳硬直患者の車椅子離床への取り組み」は、看護部が1年間、力を入れて取り組んだ「NICD」についての発表でした。

NICDとは、(Nursing to Independence for the Consciousness disorder and Disuse syndrome Patient)の略で、意識障害や廃用症候群により生活が自立できなくなった患者さまを看護ケアで自立に導く取り組みです。歩く、移動する、食べる・栄養を取る、呼吸する、眠る、排尿・排泄をする、コミュニケーションをとるといった7つの生活行動をより良くして患者さまを自立へ導きます。

発表では、除脳硬直の患者さまに対して、用手微振動やバランスボールを使用したムーブメント、温浴刺激療法、日光浴などの介入により、関節の可動域が広がったり、意識レベルの変化があった症例を発表。発表者は「寝たきり(廃用症候群)の患者さまが、スタッフの声かけに手を振って応じてくれた瞬間は、病棟スタッフ全員で嬉しくて涙を流しました」と当時の様子を振り返り、「みんなで協力して取り組めたことが一番の成果」と伝えました。

今回の記事では、すべてを紹介できませんでしたが、どの演題も興味深い内容でした。良い取り組みは他部署でも参考にして、より患者さまに満足いただけるような病院づくりを進めていきたいと思います!!

 

(Posted by 広報)

     

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