桜十字福岡病院が事務局となり運営しております、「在宅ケアネットワーク福岡中央(中央区内の医療・介護事業所連携ネットワーク)」と「中央区医師会在宅医療医会(在宅医療に携わっておられる医師で構成されている団体)」の共催にて『秋の在宅連携フェス2022』が桜十字福岡病院で開催されました。
「ポジティブな多職種連携のビジョン~もう“コロナだから”で終わらない。多職種で繋ぐ在宅医療・在宅介護~」というテーマで、第1部では連携における課題や取り組みなどを急性期医療、在宅医療、回復期医療、訪問看護に関わる各専門職からご講演をいただきました。当院からは、地域連携室の南副室長が今春に開設した“地域包括ケア病棟”に関わる受入れ時の課題とそれに対する取り組みについて話しました。
第2部では、第1部で挙がった課題を取り上げ「スムーズな退院支援」をテーマに訪問歯科、在宅支援薬局、ケアマネ、訪問リハビリの専門職も加わり、ディスカッション形式で各立場からの忌憚ない意見が出されました。こちらも当院より在宅支援センターの古川センター長が、訪問リハビリの立場から退院支援の際の取り組みや各専門職へのアドバイスなどを挙げました。
当日は、中央区および周辺地域から医師、看護師、セラピスト、薬剤師、管理栄養士、介護士、ケアマネ他、126名の在宅医療や在宅介護、福祉に関わる専門職の皆さまにご参加いただきました。参加者からは、「他の専門職の取り組みを聞くことが出来て貴重な機会だった」「多職種によるディスカッションが面白かった」などの感想をいただきました。
今後も地域の各医療機関、介護事業所などお互いの顔が見える関係作りと多職種連携が出来るように定期的に研修会を開催していきます。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
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(Posted by 事務局/在宅支援センター 後藤大輔)