NICDとは、寝たきりや意識障害、認知症などの患者さまが生活行動を「可能な限り自分でできるように」支援することを目的とした看護ケアです。このNICDを学ぶ研修をヒューマニティケアエキスパート研修と呼んでいます。先日、2期生が実践報告会と修了式を行いました。
決意表明ではこれまでのNICDの取り組みを振り返り、思わず涙する修了生も。2期生は決意を胸にエキスパートへと羽ばたきます。
2期生から決意発表がありました。その一部を紹介します。
2ヵ月という短い期間の中で患者さまの生活を支えていく地域包括ケアのむずかしさを感じていました。NICDを始めて、結果がついてきて患者さまの生活に落とし込もうという時に、退院や転院が決まることにジレンマを感じていました。今回の患者さまは、ご家族の理解や協力を得ることができて、その先につなげる看護ができ、NICDでここまでできることを学び、そして自信になりました。
看護師
私は15年以上、介護職として働いてきました。寝たきりの患者さまとは、シーツ交換・おむつ交換・入浴の介助で関わるくらいでしたが、NICDのおかげ患者さまとの関わりが増えました。患者さまに寄り添った介護ができるNICDを、同じ介護職スタッフや3期生へと伝えていきたいです。
介護福祉士


桜十字福岡病院では一緒に働く看護師・介護士を募集しています。最近はNICDをやってみたいと入職される方が増えました。ぜひ、興味を持ったかたはご連絡下さい。
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(Posted by 看護部)