2024年1月11日(木)、介護老人保健施設レ・ハビリス桜十字にて初釜茶会を開催しました。
初釜茶会とは、年が明けて最初に行う茶会のことで、レ・ハビリスにご家族が入所しているという表千家茶道教室の先生からの申し出により実現しました。
「親と一緒に正月を家で迎えることができなかった。同じように自宅でお正月を過ごすことが出来なかった方々にもお茶をふるまえたら…」という想いからご提案いただきました。
初釜茶会には、辰年にちなんで用意された龍の茶碗のほか、ダルマやパンダなど可愛らしい茶碗がズラリ。
ゆったりとした時間の中、お茶を点てるひとつひとつの美しい所作を食い入るようにじっと見つめる入所者さまの姿も。
点てていただいたお茶と干菓子を楽しみながら「若い頃にお茶を習っていたので懐かしかった」「上品な雰囲気で、こんな素敵な茶会に呼ばれて嬉しかった」などの感想を、みなさまからいただきました。
企画したスタッフは「コロナ等の感染症が流行してイベントが少なくなっていましたが、面会制限が緩和されたため、何かイベントが出来たらと考えていたところに、今回茶会開催のお声がけいただきました。まずは安全を第一に考え、参加者は安全に飲み込める方に絞り、多くのスタッフで見守りを行いながら開催しました。参加された皆さまが楽しまれていたので良かったです。今後も色々なイベントを開催できたら嬉しい」とホッとした表情で語っていました。
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