先日、3期生13名の事例発表会と修了証書授与式が開催されました。
今年の4月から始まった本研修は、桜十字福岡病院に加えて桜十字大手門病院の看護職員も参加。桜十字大手門病院のスタッフは、今回が初の参加となりました。
夏期間中のコロナの影響を受けながらも、無事修了することができました。これも修了生の努力の賜物です。決意表明では、これまでのNICDの取り組みを振り返り、思わず涙する修了生もいました。
今後、現場において、習得した知識や技術で活躍を広げる修了生のこれからのご活躍を祈念いたします。
【NICD(生活行動回復看護)とは?】
主に意識障害・寝たきり(廃用症候群)の患者さまが移乗・移動・食事・排泄など生活に関わる生活行動を「可能な限り自分でできるように」支援することを目的とした看護ケアです。身体調整看護技術・身体開放看護技術・生活行動再獲得技術の3つの要素からアプローチを行います。
このNICDを学ぶ研修を桜十字では「ヒューマニティケアエキスパート研修」と呼んでいます。
詳しくはホームページをご覧ください。
ここで、決意表明の一部を紹介します。
NICDを通じて、日常のケアでは気づけなかった患者さまの小さな変化や新たな気づきを発見することができました。看護師として25年目を迎えますが、今回初めて、1人の患者さんに4週間以上接する機会がありました。それは改めて、看護の気づきを教えてくれた時間であり、看護の奥深さを学べた有意義な時間でした。大手門1期生としてスタートしたばかりですが、NICDを広げていくことが私たちの使命だと思います。それに加え、責任者として、NICDに一生懸命取り組むスタッフの姿を心強く感じながら、共に患者さまのために取り組んで参ります。
桜十字大手門病院 看護師
今回、この研修を受講できたことに感謝申し上げると共に、自分にとって多くの学びがあった有意義な時間でした。患者さまやご家族とのコミュニケーションが以前よりも増え、患者さまとの関わり方や今後の目標が変わったと思います。上手くいかないことも多々ありましたが、師長やスタッフ等のお力を借りて、ようやく今日を迎えられました。これで終わりではなく、これからも継続して、患者さまのために、目標をもって取り組んでいきたいと思います。
桜十字福岡病院 介護士
桜十字福岡病院・桜十字大手門病院では一緒に働く看護師・介護士を募集しています。今回の修了生の中にも、桜十字のNICDを希望して、入職された方がいます。ぜひ、興味を持った方はご連絡ください。
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(Posted by 看護部)