このたび、福岡トヨタ自動車株式会社様(以下福岡トヨタ様)より、車椅子3台を寄贈いただき、8月21日(木)に、その贈呈式を執り行いました。
車椅子は、福岡トヨタ様が2007~2024年までの17年間で累計2,375kg(およそ475万個 ※リングプル1個=約0.5グラム換算)のリングプルを回収し「リングプル再生ネットワーク」を通じて、車椅子3台へと交換されました。
当院の隣がレクサスで、普段から車椅子の患者さまをよくご覧になっていたことや、福岡トヨタ社員の皆様へのインフルエンザ集団接種や企業健診などで、以前よりお付き合いさせていただいていたこともあり、寄贈先に当院をお選びいただいたと伺いました。
式典当日は、福岡トヨタ様より代表取締役専務の市川様と、執行役員社長室室長兼総務部部長の木下様、レクサス福岡中央ゼネラルマネージャー山中様にご出席いただき、目録と車椅子3台を贈呈いただきました。
贈呈いただいた車椅子は以下になります。
- アルミ軽量タイプ/750kg 1台(リングプル約150万個相当)
- モダンタイプ/800kg 2台(リングプル約320万個相当)


桜十字からは、山本院長による御礼のごあいさつと感謝状をお渡しし、桜十字福岡病院で2台、桜十字大手門病院で1台を活用させていただく旨をお伝えし、式典は終了となりました。
式典の後には、実際にご利用いただく予定の入院患者さまをお招きして、代表して試乗体験を行いました。実際に車椅子に乗った患者さまからは「クッションが柔らかく、タイヤの転がりも軽いので、乗り心地が良いです」や「(従来の車いすは固定式だったが)ブレーキレバーの高さが調整できるので、自分でブレーキを掛けやすいですね」との声が聞かれるなど、終始温かい雰囲気に包まれました。
桜十字福岡病院では、地域にどう貢献していくのかという福岡トヨタ様の真摯な行いをお手本にしながら、これからも地域社会の一員として、地域医療に貢献できるよう努めてまいります。


(Posted by 広報)