【介護】桜十字ケアハートプログラム さくらケアマイスター活動報告会

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2025/08/28

【介護】桜十字ケアハートプログラム さくらケアマイスター活動報告会

先日、さくらケアマイスター8名による活動報告会が行われました。

桜十字ケアハートプログラムとは?】
介護の基礎である、おむつ交換・シーツ交換・入浴介助・移乗移動体位交換・認知症対応・エンゼルケア・BLS(1次救命処置)の7つの手技を学ぶ研修制度で、桜十字で働く介護職スタッフ全員を対象にした、年間を通じて介護の基本を学び直すことができるプログラムです。
その研修の講師を務めるのが「さくらケアマイスター」と言われるスタッフで、フロア責任者をサポートし、桜十字ケアハートプログラムで学んだ知識やスキルを新人スタッフに伝える役割を担った認定を受けた職員を指します。


今回の報告会では、そのさくらケアマイスターたちを中心に、介護職員一人ひとりが、この1年間で業務の質をどのように高めたかを報告し合いました。その後は2人1組でディスカッションを行い、看護部長も加わって意見交換を行いました。

 
体験を通じて技術を磨く
「おむつ交換」などの基礎ケアをテーマに、実際の体験型エピソードが紹介されました。「時間や労力をかけても、正しいやり方を一度覚えれば、結果的に負担が減る」など、現場での実感を伴った声に、参加者も大きくうなずいていました。

新人への伝え方を工夫
「新卒や中途スタッフにどう伝えるか」という視点も大きなテーマとなりました。ただ方法を見せるのではなく、なぜこのやり方が良いのかという根拠を一緒に伝えることで、新人の理解度が深まるとの意見が多く挙がりました。さくらケアマイスターからは「自分自身も説明することで学び直しになる」という声もあり、“教えることは自分の成長につながる”という好循環が生まれていました。

仲間で支え合うしくみ
活動の中で特に印象的だったのは、さくらケアマイスター同士がフロアを越えて協力し合う姿です。「一人ではできないことも、仲間と一緒なら工夫できる」「困ったときは他フロアのさくらケアマイスターに相談できる」という声に、制度の広がりと安心感がにじんでいました。

今後に向けて
最後に、参加者から「さらに新人に寄り添える工夫をしたい」「専門性を深めて、自分も伝えられる人になりたい」といった前向きな意見が相次ぎました。11月には全国病院会での発表も予定されており、学びを外部に発信する機会も広がっています。

今回の報告会を通じて、さくらケアマイスターが「現場の技術力を高める存在」から「仲間と学び合い文化を育てる存在」へと進化していることを感じました。新人にとっても、先輩にとっても、さくらケアマイスターは心強い伴走者。これからの活躍にますます期待です。


現在桜十字福岡病院では一緒に働く介護職を募集中です。

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(Posted by 看護部)

     

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