令和7年8月22日、麻生リハビリテーション大学校より、言語聴覚士の高津原直樹先生をお招きし、当院の療法士を対象とした院内勉強会を開催しました。
今回のテーマは「リハビリテーション・セラピストのための生成AI活用法」です。
勉強会では、生成AIの基本的な活用方法に加え、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といった職種ごとの臨床応用の違いが示されました。さらに、海外論文を交えながら最新の知見が紹介され、模擬症例をもとにした具体的な解説を通じて、臨床現場でどのようにAIを役立てられるかを分かりやすく学ぶことができました。
参加したスタッフからは「論文検索の効率化に直結する内容だった」「自分の臨床テーマにすぐに活かせそう」などの感想が多く聞かれました。
当院では、臨床実習を受け入れている教育機関との連携強化に継続的に取り組んでおります。今回、初めて言語聴覚学科の先生をお招きすることができ、新たな学びの機会を得る貴重な勉強会となりました。
今後も、実習指導でご来院いただく先生方との協働を通じて、スタッフの知識向上と実習生が安心して学べる環境づくりを推進してまいります。


(Posted by リハビリテーション部)