「ふくおか元気向上チャレンジ」に挑戦し、金賞を受賞!
桜十字福岡病院のケアプランセンター、訪問看護ステーション、介護老人保健施設レ・ハビリス桜十字デイケアセンターと、地域の薬院内科循環器クリニック、大賀薬局西鉄福岡店がチームを組んで、福岡市主催の「ふくおか元気向上チャレンジ」に挑戦しました。参加した125事業所の中から見事、金賞を受賞。先日、アクロス福岡にて表彰式が開催されました。
ふくおか元気向上チャレンジとは?
ふくおか元気向上チャレンジは、高齢者の介護予防を目的に、利用者の「したい・やりたい」(目標)を実現するための要介護度やADL等の改善・維持に向けたチームの取組みを評価するものです。
(※詳細は表彰式の様子は福岡市webサイトをご覧ください。)
【取組み内容】
各職種の強みを活かしてリハビリ開始!
利用者さまは、歩行時の転倒リスクや飲み物を飲む時の誤嚥リスクから、ご自宅での生活を安全に過ごして行けるか、不安を感じておられました。そこで「ふくおか元気向上チャレンジ」への参加を提案。「家族と外食に行く」「好きなものを好きなだけ食べる」などの目標を掲げ、各職種がそれぞれの視点でアプローチ。自宅や外出先でも使用できるマニュアルを作成して自主訓練を増やしたところ、3カ月でADLが向上しました。
多職種の強固な連携でリハビリ意欲を持続!
順調にリハビリを進めていましたが、途中、体調が悪くなり入院。利用者さまも気落ちし、リハビリに前向きになれない様子でした。しかし、チームで病気の原因を突き止め、利用者さまが納得されるまで説明を繰り返し、再びリハビリに取り組んでいただけるようになりました。さらに、身体状況や健康状態や自宅での活動状況などの情報共有をチームで徹底し、嚥下可能な食材の選定や運動難易度の調整を行うなど、利用者さまがリハビリへの意欲を持続できるよう工夫しました。
目標である「家族と外食に行くこと」が叶った!
リハビリの再開でADLも向上。お餅やクッキーなど、嚥下の難易度が高い食材も飲み込みができるようになり、家族との外食にも行くことができました。利用者さまからは「桜十字でよかった」と何度もお喜びの声をいただきました。また、ご家族も「一緒の食事ができるようになり嬉しい」と笑顔で話されていたのが印象的でした。
(Posted by ふくおか元気向上チャレンジチーム)