２月27日、東京ビッグサイトで開催されたメディケアフーズ展 2024　「～地域の伝統食からオードブル・デザートまで～ 『第12回嚥下食メニューコンテスト』」において、当院の料理長を務める松尾頼の作品『馬刺し』が“最優秀グランプリ”を受賞しました。

「メディケアフーズ展」は、高齢者食・介護食に特化した国内最大規模の専門展示会です。「高齢者に食べる喜びと栄養を」をテーマに、高齢者の食と栄養、産業発展への貢献を目的として開催されています。

その中の特別企画として「第12回嚥下食メニューコンテスト」決勝審査会が開催され、事前の書類審査を経てノミネートされた５団体５作品が、東京ビッグサイトの特設ステージで行われた決勝審査会に駒を進め、１人20分と短い制限時間内に、調理や盛り付けを行うなど腕を競いました。
食味・食感・美しさ・調理技術はもちろん、栄養面の充実、料理の再現性、嚥下食学会分類・嚥下食ピラミッドへの該当性など、嚥下食に関する知識と経験も審査の対象となります。

今回グランプリを受賞した松尾料理長は「グランプリという名誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。昨年の優秀賞という結果から、更なる高みを目指し、日々のメニューの試作を繰り返してまいりました。いつも“今日も美味しかったよ”と支えてくださる患者さま・入居者さまに心より感謝しています。これからも、患者さま一人ひとりに寄り添い、食形態に適した安全で美味しい料理を提供できるよう精進してまいります。」

なお、今回の作品は当院の上層階に併設されている有料老人ホーム「ホスピタルメント福岡天神」でも提供予定です。